この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ポリプテルスにどんな餌を選べばよいのかという、悩みを抱えているのではないでしょうか?
ポリプテルスの餌の種類は、2つあります。
- 生餌
- 人工餌
これらには、メリット、デメリットがあります。
色々な特徴を踏まえて餌を選ぶことが必要です。
また、ポリプテルスは同じ餌を与え続けると、餌に飽きて食べなくなることもありますので、色々な餌を準備しておく必要もあります。
この記事では、ポリプテルスの餌の選び方と餌の種類、与え方について解説します。
ポリプテルスにおすすめの餌の選び方
ポリプテルスの餌の選び方には、5つの選び方があります。
- 値段
- 入手のしやすさ
- 掃除のしやすさ
- 食いつきの良さ
- 栄養
ここでは、この5つの選び方について解説します。
値段で選ぶ
ポリプテルスの餌を値段で選ぶことがおすすめです。
ポリプテルスは、肉食魚で自然界では魚や昆虫を食べています。
それらの餌を飼育下で与え続けると、コストは膨大になってきます。
ポリプテルスの寿命は、10年以上ありその期間餌を与え続けなければいけません。
生餌の方が値段は高く、人工餌は安いので、コストパフォーマンスがよいのは、人工餌になります。
以下の表を参考にしてみてください。
種類 | 参考価格(円) |
金魚(小赤)50匹 | 1,800 |
ドジョウMサイズ 30匹 | 2,000 |
メダカ 100匹 | 2,000 |
アカヒレ Sサイズ 100匹 | 2,500 |
ミルワーム 3カップ分 | 950 |
ひかりクレストキャット 295g | 1,395 |
クレストフリーク ボトムズ 250g | 980 |
入手しやすさで選ぶ
ポリプテルスの餌を選ぶときには、入手のしやすさも大切なポイントです。
人工餌の多くは、熱帯魚店やオンラインショップで購入することができます。
生餌も熱帯魚店やオンラインショップで入手することができますが、冬の間の生餌の輸送は、死着のリスクが高いためおすすめできません。
近くの熱帯魚店で、入手することができる生餌の種類や、入手できる時期の把握が必要になります。
やはり、入手しやすさで選ぶと、人工餌ということになります。
どうしても、生餌が入手できないときには、冷凍餌も活用するとよいでしょう。
冷凍餌は、一定期間、保存できることがメリットです。
掃除のしやすさで選ぶ
ポリプテルスの餌は、栄養価が高く水槽の水を汚しやすい傾向にあります。
餌を与えると水槽に食べ残しやカスが残ることも多いです。
そこで、餌を選ぶときには掃除のしやすさで選ぶことも必要です。
金魚のような魚を餌として与えると、鱗や内臓などが、残りますので掃除が大変な場合が多いです。
人工餌は、分解されやすく魚も消化しやすいため、大量に与えない限りは水質を悪化させにくくできています。
掃除のしやすさで選ぶとしたら、人工餌がよいでしょう。
食いつきの良さで選ぶ
ポリプテルスの餌を、食いつきの良さで選ぶならば、生餌がおすすめです。
ポリプテルスは、肉食魚で野生化では魚や甲殻類を捕食しています。
動くものに反応して餌を取る習性があるので、飼育下でも、生餌の食いつきは抜群です。
個体によって、好きな生餌が違う場合があるので、色々な種類の生餌を試してみてください。
大きく成長させたいなら栄養で選ぶ
ポリプテルスを大きく成長させたいなら栄養で選ぶ必要があります。
栄養で選ぶなら、バランスの優れた人工餌ですが、幼魚の頃は生餌の方が成長を早めてくれるといわれています。
体長が30cmを超え成魚になった後は、生餌ばかりだと栄養が偏りますので、人工餌をメインにして色々な餌を与えながらバランスよく成長をサポートしていくことが必要です。
ポリプテルスにおすすめの生餌
ポリプテルスにおすすめの生餌はどんなものでしょうか?
ここでは、ポリプテルスの生餌について解説します。
生餌とは
生餌とは、飼育している魚に生きている魚や昆虫を加工せずに餌にすることです。
ポリプテルスの成長に必要な栄養補給に効果があります。
また、生きた獲物を追いかけて捕食することで、食欲や運動を促すことにつながります。
生き餌がおすすめの成長段階
生餌がおすすめの成長段階は、幼魚から成魚になるまでの間です。
熱帯魚店で購入できるサイズの約10cm〜約30cmが目安となります。
幼魚の時期に生餌を与えると、食いつきがよく、多く栄養をとることができるので、成長を促すためとても効果的です。
体長が30cmを超えたら、栄養バランスの良い餌の与え方に切り替えていきましょう。
成魚になってからも、大きく育てたい場合は、水槽のサイズを大きくして、色々な餌を与えてみてください。
おすすめの生餌
ポリプテルスにおすすめの生餌は、4つあります。
- 赤虫
- 金魚
- メダカ
- ドジョウ
これらの餌は、安価でどこでも売っている入手しやすい生餌です。
幼魚期には、赤虫とメダカを与えるとよいでしょう。
金魚は、最も有名な生餌で、3cm以下が小赤、約5cmが姉金として売られています。
ポリプテルスの口の大きさに合わせて与えてみてください。
ドジョウは、底を泳ぎ回るため、ポリプテルスの本能を刺激しやすいので食いつきがよくおすすめの生餌です。
ポリプテルスにおすすめの人工餌
ポリプテルスの与える人工餌にはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは、人工餌について解説します。
人工餌とは
人工餌とは、魚の成長や健康を維持するために必要な栄養素をバランスよく調整し人工的に作った餌のことです。
人工餌には、色々な形状があり大きく分けて3つの種類があります。
- フレーク状:水に浮かぶタイプの餌、小型魚や稚魚に適している
- 顆粒状:フレークタイプよりも大きめで、様々な大きさがある
- タブレット状:顆粒状よりも大きな餌で、沈むタイプが多い
魚の種類やサイズ、好みに合わせて選ぶことが大切です。
各メーカーからたくさんの種類の人工餌が売り出されています。
人工餌を与えるおすすめの成長段階
ポリプテルスに、人工餌を与えるのにおすすめの成長段階は、成魚になってからです。
成魚になってからは、栄養の偏りがでないように、消化吸収のよい人工飼料を中心に与え、おやつ程度に生餌を使用するのがおすすめです。
幼魚から人工餌のみでの、飼育は可能ですが、成長速度が生餌に比べて遅い傾向にあります。
人工餌は、入手がしやすく、安価で保存も簡単ですので、長く飼育していくためにおすすめの餌です。
おすすめの人工餌
ポリプテルスにおすすめの人工飼料は、3つあります。
ひかりクレストは、大きさが3種類あり、幼魚の頃から大型になるまでずっと与えられる餌となっています。
一度食べるようになったら、餌に困ることがなくなるので便利です。
フレストフリークボトムズは、粒の大きさが約8mmと大きいため、20cm以上の個体から使用できます。
割って使うことも可能です。
フレストフリークボトムズは、ひかりクレストキャットより安いのが魅力です。
乾燥クリルは、乾燥したオキアミで沈みませんが、食いつきが抜群です。
多く与えると栄養が偏りますので、おやつに使うのがよいでしょう。
ポリプテルスの餌の与え方
ポリプテルスに餌をどのように与えればいいのでしょうか?
ここでは、ポリプテルスの餌の与え方について解説します。
餌やりの頻度は?
ポリプテルスの餌の頻度は、1日に1〜2回です。
頻度を増やすと、与えすぎによって肥満になったり、残った餌や食い散らかしによる水質の悪化を招きやすくなるため注意が必要です。
幼魚のときは、栄養がたくさん必要ですので、少し回数を増やしても構いません。
基本的には、飼い主の生活にあわせて、餌の頻度で構いませんが、少なめを目安にするとよいでしょう。
単独飼育の場合は、食べた量の把握がしやすいです。
しかし、多頭飼育の場合、生餌をどの個体がどれだけ食べたかの把握が難しいという問題もあります。
各個体をしっかり日々観察することが重要です。
飼い主をみて、よってくる姿は愛くるしいですが、多めに餌を与えることは、ぐっと我慢してくださいね。
餌の量は?
一度に与える餌の量の目安は、数分で食べ切れる量です。
与えすぎて、食べ残しが出たときには、すぐに取り除くようにして、水質の悪化を防ぎましょう。
人工餌は、食べ切れる量を把握することができます。
しかし、生きた魚を与える場合、捕食まで時間がかかったり、夜間に食べたりすることもありますので、一昼夜でなくなる量を目安に与えてください。
餌を食べてくれない時はどうする?
餌をたべてくれないときは、5つの方法を試してみましょう。
- 餌をローテーションで変える
- 絶食する
- 餌を与える時間を変える、暗くする
- 水換えをする
- 病気を治す
ポリプテルスは、同じ餌を与え続けると飽きてたべなくなることがあります。
色々な餌を準備し、ローテーションすることで、新鮮な刺激を与えることができ、食欲回復につながるでしょう。
また、一時的に絶食して、空腹にし食欲を増すことによって食べるかもしれません。
ポリプテルスは、夜行性なので夜間や照明を切って、暗い環境で餌を与えることも効果的です。
水質が悪化し、ストレスを感じると食べなくなることもあります。
水換えをして、ポリプテルスの過ごしやすい環境にすることも必要です。
病気や体調を崩している場合は、餌を食べられなくなります。
薬浴や塩水浴を行って、病気を治療することで、食欲回復につながるでしょう。
大きく成長させるために餌の他に気をつけることは
ポリプテルスを大きく育てたいときに、必要なことはなんでしょうか?
餌をたくさん与えて、栄養を十分とること以外に気をつけることが3つあります。
- 水槽サイズをアップする
- 水温を上げる
- 単独で飼育する
ポリプテルスは、水槽の大きさによって成長が変わる魚です。
大きく成長させたいのであれば、水槽サイズをアップしていく必要があります。
しかし幼魚のころから大きな水槽にすると、生餌を捕まえにくくなるのでおすすめできません。
体長30cmまでは60cm水槽で飼育し、それ以上になったら90cm〜120cm水槽にサイズをアップすることで、大きく成長するでしょう。
また、水温を28〜30℃に上げると、代謝があがり成長が促されます。
単独で飼育することによって、大きく成長することにつながります。
飼育する数が増えると、水槽が狭くなったり、餌を食べるように差が出てくるようになったりします。
ストレスを少なくし、餌を十分食べられる環境にすることで、大きく成長するのです。
まとめ
この記事では、ポリプテルスの餌の選び方と餌の種類、与え方について解説しました。
- ポリプテルスの餌の選び方は、値段、入手のしやすさ、掃除のしやすさ、食いつきのよさ、栄養がある。
- ポリプテルスの餌は、生餌と人工餌がある。
- ポリプテルスは、1日1〜2回、数分で食べ切れる量を与える。
- ポリプテルスが餌を食べないときには、5つの方法を試す。
- ポリプテルスを大きく育てるときには、3つのことに気をつける。
ポリプテルスが餌を食べる姿は、カッコよく魅力のひとつです。
長く飼育するポリプテルスだからこそ、大きさや栄養のバランスを考えていく必要があります。
この記事を参考にして、大きく迫力のあるポリプテルスの成長に役立ててくださいね。
種類 | 参考価格(円) |
金魚(小赤)50匹 | 1,800 |
ドジョウMサイズ 30匹 | 2,000 |
メダカ 100匹 | 2,000 |
アカヒレ Sサイズ 100匹 | 2,500 |
ミルワーム 3カップ分 | 950 |
ひかりクレストキャット 295g | 1,395 |
クレストフリーク ボトムズ 250g | 980 |