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ポリプテルスは古代魚の中でも温和で飼いやすい魚ですが、そんなポリプテルスが暴れる原因をご存知ですか?
ポリプテルスは、水槽の底にじっとしていることが多いですが、夜行性で夜は泳ぎ回ることが多く、刺激やストレスによって水槽内を暴れることがあるんです。
また、ポリプテルス同士や他の魚と混泳しているときには、他の魚に驚いたり噛まれたりして、暴れることもあります。
水槽は広さに限りがあるので、ポリプテルスが暴れまわると怪我をしたり、器具を破損させたりするので注意が必要です。
この記事では、ポリプテルスが暴れる原因と対策を解説します。ポリプテルスの怪我や事故を防ぐために、ぜひ最後までお読みください。
ポリプテルスが暴れる原因は?
ポリプテルスが暴れる原因は、水槽や混泳魚、飼育環境などさまざまです。
ここでは、ポリプテルスが暴れる原因について解説します。
水槽が狭く障害物に当たる
ポリプテルスの体長に対して水槽が狭く、泳いでいるときに障害物に当たると驚いて暴れることがあるかもしれません。
狭い水槽はポリプテルスにストレスになることや、ガラス面にぶつかって怪我する原因になります。
水槽内の障害物としては、ヒーターや水中ポンプのストレーナー、エア―ストーンなどがあり、水槽に慣れていないときには、特に驚くことがあります。
ポリプテルスの体長にあった水槽で飼育することで、泳ぐ空間を確保でき、ストレスが減り、暴れることが少なくなるでしょう。
混泳魚が暴れたときにつられる
ポリプテルスが大人しくしていても、混泳魚がなにかの刺激で驚いたときにつられて暴れることがあります。
よく混泳相手として選ばれるアロワナは、ポリプテルスに比べると神経質な魚です。すこしの物音や照明によって暴れることがあり、ポリプテルスは暴れたアロワナに驚きます。
ポリプテルスよりも、神経質な魚を混泳しているときには、その魚が驚かないようにすることが必要です。
他の魚に噛まれる
ポリプテルスは、他の魚に噛まれたときに暴れます。
ポリプテルスを多頭飼育している場合、餌を同じ場所で与えていると、ポリプテルスが密集します。
ポリプテルス達が密集して餌を食べていると、ときどき間違って他のポリプテルスのヒレを噛んでしまうことがあるんです。
そのとき、噛まれたポリプテルスは、びっくりして暴れてしまいます。
また、混泳魚との相性が悪いときには、ポリプテルスを攻撃することもあるので注意が必要です。
ポリプテルスの混泳におすすめの魚とは?|コツ・注意点を徹底解説活発に泳ぐ魚に驚く
ポリプテルスは、活発に泳ぐ魚に驚き暴れることがあります。
ポリプテルスは、あまり動かないことが多いのですが、ときどき活発に泳ぐことがあります。突然活発に泳ぐ魚がいたときに、ポリプテルスはその魚に驚いて暴れることがあるんです。
活発に泳ぐ頻度は個体差があるので、混泳魚同士がどれくらい泳ぐのかを観察することも必要となります。
照明に驚く
ポリプテルスは、照明に驚いて暴れることがあります。
他の熱帯魚も同じですが、真っ暗な状態から突然照明をつけると、ポリプテルスは驚いて暴れて泳ぎ回ります。
また、明るい状態から照明を突然消すと驚くこともあるので注意しましょう。
調光できる照明器具や室内灯や外からの光をカーテンで調整するなど、ポリプテルスが驚かないようにすることが必要です。
病気になっている
ポリプテルスが暴れるときには、病気になっていることも考えられます。
寄生虫や細菌感染症になっているときは、突然暴れ回ったり、泳ぎ回ったり、いつもと違う行動をとりやすいです。
ポリプテルスの体表やヒレの状態を観察して、異常があれば治療をするようにしましょう。
pHショックになった
ポリプテルスがpHショックになったときにも、暴れる原因になります。
水質が悪化するとpHが低下し、水槽の水換えを大量に行うことで水道水とのpHの差がでます。
急激なpHの変化にポリプテルスはショックを起こしてしまうのです。
新しく買った個体を水合わせしないで、水槽にいれることや一度に多量に水換えをするとpH ショックになることがあるので注意が必要です。
ポリプテルスが暴れたときの対策|怪我しないようにするには?
ポリプテルスが暴れた時は、飼育環境を見直すことが必要な状態です。
ここでは、ポリプテルスが暴れたときの対策と怪我しないようにする方法について解説します。
水槽を大きくし、スペースを確保
ポリプテルスが暴れたら、水槽の大きさを見直すようにして、泳ぐスペースを確保しましょう。
ポリプテルスの大型種でも、体長30cm前後までは、60cm水槽でも飼育可能です。
しかし、ポリプテルスの大型種は、成長が速い種類なので、90cm以上の水槽が必要になります。
長く飼育していくのであれば、幅120cm×奥行60cm×高さ45cmの水槽がおすすめです。
余裕のある水槽なら、暴れることは少なくなるでしょう。
障害物を少なくする
ポリプテルスが暴れるのであれば、水槽内の障害物を少なくするようにしましょう。
石や流木などのレイアウト素材は、ポリプテルスの怪我の原因となる場合があります。
硬いガノイン鱗をもつポリプテルスは、体表が大丈夫なことが多いですが、パワーがあるため暴れたときに障害物にぶつかってヒレや目を怪我することがあります。
小さなギズでも病気の原因になるので、大型種を飼育するときには、障害物はなるべく少なくしたほうがよいでしょう。
過密にしない
ポリプテルスが暴れるときには、過密にしないようにしましょう。
ポリプテルスの数を過度に増やすと、餌のときに、噛まれたり、いじめられる個体がでてきて、暴れる原因になります。
飼育水槽に対して、適切な飼育数でポリプテルスのストレスの少ない環境で飼育するようにしましょう。
隠れ家をつくる
ポリプテルスが暴れるときには、隠れ家を作るとよいでしょう。
ポリプテルスは、夜行性で暗いところや狭いところを好みます。
隠れ家があれば、他の魚が泳いだり、暴れても気にせずに過ごせるようになり、ストレスが少なくなります。
ポリプテルスが落ち着く環境をつくることで暴れることがなくなるでしょう。
病気を治す
ポリプテルスが暴れるときには、病気を治すようにしましょう。
ポリプテルスに寄生虫がつくと、突然暴れたり、泳ぎ回ったりすることが多くなります。
ポリプティが寄生すると、強いかゆみを引き起こし、体をこすりつけることが多くなりいつもと違う行動をするようになるんです。
病気になると初期症状が必ず現れるので、早期に対応するようにしましょう。ほとんどの場合、水換えや薬浴で治ります。
水質が悪化しないようにする
ポリプテルスが暴れないように、水質が悪化しないようにしましょう。
ポリプテルスは、水質の悪化に強い魚ではあります。
しかし、大食漢で糞も多いポリプテルスは、急激な水質の悪化を招きやすい魚です。
pH ショックにならないように、水換えの量は1/2や1/3と決めて定期的にするようにしましょう。
ポリプテルスが暴れる原因と対策のまとめ
この記事では、ポリプテルスが暴れる原因と対策について解説しました。
ポリプテルスが暴れるときには、飼育環境や混泳魚に原因があります。
大型のポリプテルスが暴れると、予想できない被害もでてくるかもしれません。暴れないように、ポリプテルスが過ごしやすく、ストレスの少ない環境に調整していくようにしましょう。
この記事を参考にして、ポリプテルスを穏やかに育ててくださいね。