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ポリプテルスは肉食魚であることが知られていますが、どんな生餌を与えればよいかという疑問をお持ちではないですか?
ポリプテルスを飼育するときの餌は、人工飼料を与えている方が多いですが、同じ餌を与え続けるとその餌に飽きて食べなくなることがあるんです。
そんな時には、生餌がおすすめです。生餌を与えることで、飽きがなくなり成長も早くなります。
また、生餌は水槽の中を動きますので、ポリプテルスの食欲を刺激し、餌をしっかりと食べるようになります。
しかし、生餌は栄養が偏ることがあり、与え方に注意が必要です。
この記事では、ポリプテルスにおすすめの生餌が5つと、生餌の与え方や注意点を解説します。
ポリプテルスにおすすめの生餌
ポリプテルスは、野生下で魚や甲殻類、水生昆虫を捕食しています。飼育下でも、生餌への食いつきは抜群です。
ここでは、ポリプテルスにおすすめの生餌を紹介します。
金魚
金魚は、ポリプテルスの生餌として有名です。
餌用の金魚は、アクアリウムショップで売っていますので、入手が簡単で安価な生餌です。
3cm以下の「小赤」や約5cmの「姉金」が有名で、ポリプテルスの口の大きさに合わせて与えるようにしましょう。初めての時は、小さめの小赤を与えるのがおすすめです。
餌用の金魚を与えるときの注意点として、金魚が白点病などの病気にかかっている可能性があります。購入したら、別の水槽で様子を見てから、飼育水槽にいれるようにしましょう。
もし、餌が病気になっていたら、薬浴治療してから与えるようにしてください。
メダカ
メダカもポリプテルスにとって、おすすめの生餌です。
メダカは、金魚よりも小さいため、小赤が口に入らないようなサイズのポリプテルスの生餌として最適です。
餌用のメダカも流通量は多く、アクアリウムショップで入手しやすいというメリットがあります。
金魚同様に病気になっていることがあるので、別水槽で様子を見てから与えてください。
ドジョウ
ドジョウは、そこで動き回るので、ポリプテルスの本能を刺激しやすいおすすめの生餌です。
金魚やメダカに比べて、栄養価が高く、比較的入手もしやすい餌となっています。
アクアリウムショップだけでなく、人間用の食材としてスーパーでも入手できることもありますので、探してみてください。
生きているドジョウは、夏に入る前の時期に流通していることが多いのですが、時期がずれてしまうと購入が難しくなります。
そんなときには、冷凍ドジョウを使うのも一つの手です。
ミルワーム
ミルワームは、爬虫類用の餌やアロワナの餌として販売されており、高タンパクな生餌です。
水中にはいると、底に沈むのでポリプテルスがたべやすい生餌となっています。
ミルワームは、入手しやすく、ストックしていても共食いをする心配がないのでおすすめです。
栄養面では、カルシウムが少なく、脂肪が多いという特徴があり、消化も悪いため、与え過ぎは消化不良や脂肪過多になるため注意が必要です。
赤虫
赤虫は、生餌としては古くから知られており、幼魚には必需品といえます。
幼魚のときには、しっかりと餌を与えて成長を促す必要があり、赤虫は栄養面や嗜好性が高くおすすめの生餌となっています。
冷凍保存できることがメリットで、現在では冷凍赤虫が主流となっています。冷凍アカムシは、入手が容易で、小分けになっているため、必要な量を使いやすいです。
食べ残しは、水を汚すのですぐに取り除くようにしましょう。
ポリプテルスへの生餌の与え方
生餌はどのように与えればよいのでしょうか?
ここでは、ポリプテルスの生餌の与え方について解説します。
生餌の頻度
生き餌の頻度は、幼いうちは毎日与えても良いですが、大人になったら1週間に2~3回で大丈夫です。
飼い主の飼育スタイルにあった回数で構いませんが、多すぎるよりは少なめのほうがよいでしょう。
与え過ぎは、肥満や残った餌による水質の悪化を招きやすいので注意が必要です。
単独飼育の場合は、食べた量の把握がしやすいですが、多頭飼育の場合は、金魚やメダカ、ドジョウなどの泳ぐ生餌はどの個体がどれだけ食べたか把握するのが難しいという問題があります。
また、生餌のみで飼育すると栄養に偏りがでてくるので、色々な生餌をローテーションして与えるか、人工飼料を中心に、おやつ程度に生餌を与える方法も有効です。
一度に与える生餌の量
一度に与える生餌の量は、数分のうちに食べ切れる量が基本となります。
与え過ぎで残った餌は、水質の悪化を招くのですぐに取り除きましょう。
泳ぐタイプの生餌は、捕食まで時間がかかったり、夜間に捕食したりするので、一昼夜でなくなる量をあたえるとよいでしょう。
生餌がおすすめのポリプテルスの成長時期は?
生餌がおすすめの成長時期は、幼魚から20~30cmになるまでの時期です。
幼魚の時期に生餌を与えると成長を促し、食いつきもよいので効果的です
成魚になるまでの時期には、たくさんの栄養が必要ですので、生餌を与えて十分に栄養を補うことが重要となります。
体調が30cmを超えて成魚になったら、人工飼料をメインとして、その他の餌はおやつ程度にするといった方法で栄養が偏らないバランスの良い餌の与え方がよいでしょう。
ポリプテルスが生餌を食べない場合の対処法
ポリプテルスが生餌を食べないときの3つの対処法があります。
- 餌のやり方を変える
- 飼育環境を改善する
- 病気や体調を治す
この対処法について解説します。
餌のやり方を変える
ポリプテルスは餌に対して好き嫌いがあります。
色々な餌を与えてみて、好みを把握し、飽きないようにすることも大切です。
絶食してみることも有効となります。消化器官を休めたり、空腹期間を取ったりして、食欲を高めてから餌を与えると食べるようになるでしょう。
冷凍赤虫は割と外れにくいのでおすすめです。
飼育環境を改善する
ポリプテルスは夜行性なので、照明を暗くしたり、夜に餌を与えたりすることで、食べるようになるかもしれません。
また、水質や温度管理も重要です。生餌を与えると水が汚れやすいので、水質悪化には注意が必要です。ポリプテルスが好む環境にすることで食欲が改善するでしょう。
病気や体調を治す
生餌を食べないときには、病気になったり、体調を崩したりしているかもしれません。
隔離して観察すると良いでしょう。病気にかかっているようであれば、薬浴や塩水浴を行って、治療する必要があります。
ポリプテルスは、薬に弱い傾向にあるので、薬の使用には十分注意してください。
生き餌を与えるときの注意点
生餌を与える時の注意点として、病気に気をつける必要があります。
金魚やメダカ、ドジョウのような生きた魚を与えるときには、病気になっていないかを確認するようにしましょう。水槽に病原菌を持ち込むと、ポリプテルスも病気になってしまう可能性があります。
白点病は、水温が低くなると活発になるので、保管状態に注意が必要です。
また、生餌を与えるときには、ポリプテルスの口の大きさに合ったものを与えることも必要です。
口より大きい餌は、内蔵を傷付けることや、詰まらせて死んでしまうこともあるので注意が必要です。必ず飼育しているポリプテルスよりも一回り小さな生き餌を選びましょう。
そしてもう一つは、栄養の偏らないように、1種類の生餌を与えるのではなく、複数の生餌を組み合わせて、バランスを考えた与え方ができるとよいでしょう。
ポリプテルスにおすすめの生餌まとめ
この記事では、ポリプテルスにおすすめの生餌と与え方について解説しました。
- ポリプテルスにおすすめの生餌が5つあり、口の大きさに合った生餌をバランスを考えて与える
- ポリプテルスの生餌は、1日1~2回を目安にして、1度に数分で食べ切れる量を与える
- ポリプテルスが生餌を食べないときは、餌のやり方を変える、飼育環境を改善する、病気や体調を治す方法がある
ポリプテルスの成長に重要生餌は、与え方が重要となります。
この記事を参考にして元気なポリプテルスを育ててくださいね。