コロンビアレッドフィンテトラは、活発な泳ぎを楽しめる魚です。購入前に水槽と同居魚の条件を確かめましょう。このページでは群れの匹数、給餌、蓋の扱い、成魚の見分け方、繁殖の準備を整理します。
コロンビアレッドフィンテトラ(Hyphessobrycon columbianus)。
写真:Marrabbio2(原写真)/Togabi(色調整) / Hyphessobrycon colombianus.jpg(Wikimedia Commons) / CC BY-SA 3.0。掲載元で色調整済み。当サイトでは掲載元の色・構図を保持し、表示用に縮小。
撮影個体の一例です。色の見え方は照明などでも変わります。コロンビアレッドフィンテトラの飼育データ| 項目 | 目安・確認点 |
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| 学名 | Hyphessobrycon columbianus 参考:[1] |
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| 分布 | コロンビアのAcandí川流域、パナマ南東部San Blasの河川流域 参考:[1] |
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| 大きさ | Seriously Fishは最大6.5cm SL(尾びれを除く標準体長) 参考:[2] |
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| 水温・水質 | Seriously Fishの目安は20〜28℃、pH5.0〜7.5、硬度1〜10dGH 参考:[2] |
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| 水槽・群れ | Seriously Fishは底面90×30cm以上、8〜10匹以上の雌雄混合群を推奨 参考:[2] |
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| 混泳 | 小さな魚や長いひれの魚を避け、活発さに合う相手を選ぶ 参考:[3] |
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| 餌 | 小粒ペレット・フレーク・冷凍餌など。植物質も含む雑食性 参考:[3] |
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数値は出典の飼育目安・記録値です。販売個体の種類や状態、購入先の管理条件も確認してください。参考:[1]・[2]・[3]
dGH・dHは水の硬度を表す単位です。pHと硬度は別の指標として確認します。
青い背と赤いひれ、学名を確認する
青い背、銀色の下半身、赤い尾びれが特徴です。 参考:[4]
CASの現行資料では、コロンビアに加えパナマ南東部の分布も記録されています。名前の「コロンビア」だけで分布を一国に限定しないようにします。 参考:[1]
生息環境から水槽の配置を考える
基本情報の河川分布だけから、底質や流速を細かく断定できる資料はそろっていません。水槽では飼育者の記録を基に水草や流木で退避場所を作り、活発な群れが泳ぐ空間と適度な水の動きを残します。配置を詰め込みすぎず、給餌時の跳躍にも備えます。 参考:[1]・[2]・[4]
AIによる説明イラスト メジャーと紙を用意し、専用台に載せる水槽の配置を考える場面です。水槽の大きさ・深さ・設備は、成長後の魚と飼育条件から選びます。泳ぐ場所と給餌時の蓋を用意する
基本表の底面寸法は容量とは別に確認します。 参考:[2]
給餌時にも跳ぶため、蓋は必要な部分だけ開けます。水草や流木の隠れ場も作ります。 参考:[4]
小魚や長いひれの魚との混泳を避ける
Fluvalは、小型魚や特に長いひれを持つ魚を混泳相手に向かないとしています。穏やかという紹介文だけを頼りに、体格や泳ぎ方が違う魚と組み合わせないようにします。 参考:[3]
泳ぎの遅い魚や臆病な魚も避けます。 参考:[4]
混泳と日常管理の確認表| 確認する場面 | 見方・次の行動 |
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| 相手を選ぶ | 小ささだけでなく、長いひれも確認する 参考:[3] |
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| 給餌する | 蓋の開け方と魚の跳躍に気を配る 参考:[4] |
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| 隠れる魚がいる | 追われ方と逃げ込む場所を観察する 参考:[4] |
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| 餌を準備する | 動物性の餌だけに偏らない内容にする 参考:[3] |
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食事の内容と購入先の水を確認する
人工飼料に冷凍餌などを組み合わせ、植物由来の成分も含む食事にします。食べやすい製品と粒径を店で聞き、群れのどの個体にも餌が届くかを見ましょう。 参考:[3]
購入先と家庭の水温・pH・硬度を比較します。 参考:[2]
雌雄を観察し、繁殖時は卵を守る
成熟オスは発色が強く、背びれが長くなる傾向があります。 参考:[2]
卵を散らして産み、親は保護しません。別の通気容器で網や細葉の水草を使い、卵を親から隔てます。 参考:[2]
AIによる説明イラスト 採卵で使う保護網の外観例です。水槽に設置する手順や、網目・高さの基準を示す図ではありません。適合する道具と使い方は、本文の繁殖方法と対象の魚に合わせて確認します。購入前の確認と、飼育でつまずきやすい場面
購入時はHyphessobrycon columbianusの学名、管理水、成長後の群れを確認します。店の説明が「温和」でも、同居予定の魚の長いひれや泳ぐ速さまで照合し、給餌中のふたの開け方も決めておきます。 参考:[1]・[2]・[3]・[4]
気になる様子から確認と対処を考える| 気になる場面 | 先に確認すること | 次の行動 |
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| 給餌時に水面へ跳ぶ | 開けたふたと配管の隙間を確認する | 必要な給餌口だけを開け、作業後はすぐ閉じる 参考:[4] |
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| 同居魚が隠れ、ひれへ接触される | 小型・長いひれ・泳ぎの遅い相手がいないか見る | 相手を分けられるようにし、体格と活動性の合う構成へ見直す 参考:[3]・[4] |
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| 群れの後ろの魚が食べていない | 粒径と、餌を口へ入れる個体を確認する | 食べやすい餌と与える位置を見直し、見えないまま追加しない 参考:[3] |
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コロンビアレッドフィンテトラのよくある質問
6.5cmは尾びれを含む長さですか?
SLは尾びれを除いた長さです。 参考:[2]
コロンビアだけに生息する魚ですか?
CASの現行カタログにはパナマ南東部も掲載されています。古い分布説明と現在の記録を区別します。 参考:[1]
蓋は給餌中なら外したままでよいですか?
跳び出しに備え、必要な部分だけ開けてください。 参考:[4]
飼育資料の80Lと90×30cmは同じ意味ですか?
80Lは容量、90×30cmは底面寸法。異なる指標です。 参考:[2]・[3]
購入前に確認したいこと
- 群れを入れる水槽の底面寸法を確認した 参考:[2]
- 同居魚の体格・ひれ・泳ぎを確認した 参考:[3]・[4]
- 給餌口のある蓋を用意した 参考:[4]
- 植物質を含む餌の内容を購入先に確認した 参考:[3]
関連ページは特徴や飼育条件を比較するための案内です。混泳できる組み合わせを示すものではありません。
参考資料・情報の確認について
飼育施設・専門店の飼育案内と分類資料を照合して編集しています。野外の最大サイズと水槽内の目安を区別し、流通名だけでは種を特定できない場合は本文に記載しました。資料確認日:2026年9月22日。
- Eschmeyer’s Catalog of Fishes:Hyphessobrycon columbianus:現行学名と分布。
- Seriously Fish:Hyphessobrycon columbianus:標準体長・水槽・群れ・水質・繁殖。
- Fluval:Species Spotlight — Colombian Tetra:混泳の制限、容量目安、雑食性と餌。
- Phil Purser/TFH:Hyphessobrycon columbianus, a Tetra of a Different Color:飼育者による色彩・跳躍・配置と混泳の観察。