エピプラティス・ダゲチは、西アフリカに分布する上層性の魚です。緩い水流と水草、ふた、群れの空間を整え、小さすぎる混泳相手と稚魚の初期給餌に注意します。
エピプラティス・ダゲチ(Epiplatys dageti)のオス。飼育個体の一例です。
写真:Mattus1990 / Kabrozubka dagetova – epiplatys dageti.jpg(Wikimedia Commons) / CC BY-SA 4.0。掲載元の色・構図・画像内署名を保持。表示用に縮小。
撮影個体の一例です。色の見え方は照明などでも変わります。エピプラティス・ダゲチの飼育データ| 項目 | 目安・確認点 |
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| 学名 | Epiplatys dageti 参考:[1] |
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| 原産地 | コートジボワール・ガーナ・リベリア南西部 参考:[1] |
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| 大きさ | Seriously Fish:4.5cm SL(尾びれを除く) 参考:[2] |
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| 水槽の目安 | Seriously Fish:底面60×30cm以上 参考:[2] |
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| 水質の目安 | Maidenhead Aquatics:21〜26℃、pH6.0〜7.0、硬度12dH以下 参考:[3] |
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| 群れの案内 | 同店:8匹以上。水草と十分な空間を確保 参考:[3] |
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数値は出典の飼育目安・記録値です。販売個体の種類や状態、購入先の管理条件も確認してください。参考:[1]・[2]・[3]
dGH・dHは水の硬度を表す単位です。pHと硬度は別の指標として確認します。
赤い喉だけで種や状態を決めない
繁殖者Allan Semeitは、赤橙色の喉を持つ型と、白〜灰色・淡い桃色の喉を持つ型を紹介しています。赤さだけで状態を決めず、型の違いも確認します。 参考:[4]
強い水流より水草のある静かな上層を作る
流れの緩やかな小川や湿地の魚です。ろ過と緩い水流を両立し、浮草とふたを用意します。 参考:[3]
流木や水草で視線を遮り、成魚同士が離れられる空間を残します。 参考:[3]
小さな混泳相手とオスの争いを観察する
成熟したオス同士は小競り合いをすることがあります。幼魚の穏やかさだけで成魚の組み合わせを決めず、逃げ込める植え込みを残します。小さすぎる魚は捕食対象です。 参考:[3]
Seriously Fishは、近い大きさで水質が合う温和な魚を候補に挙げています。魚名だけで組み合わせず、双方の水温・水質と利用する場所を照合します。 参考:[2]
導入後に確認すること| 確認する場面 | 見方・次の行動 |
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| 水面の流れが強い | 緩やかな場所を作る 参考:[3] |
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| 喉が赤くない | 型による違いも確認する 参考:[4] |
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| 小さい同居魚がいる | 捕食される大きさではないか見直す 参考:[3] |
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| 稚魚が孵化した | 最初から大きな餌を使わない 参考:[2] |
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上層で口にできる餌を選ぶ
小さな昆虫や甲殻類を食べる魚です。小型のミジンコ、ブラインシュリンプなどを使い、人工飼料は食べ慣れているか確認します。底へ落ちた餌だけで食事を済ませる前提にはしません。 参考:[2]
卵と稚魚を親から分けて育てる
Allan Semeitは、ペアと産卵用モップを使った繁殖を報告しています。稚魚は小さく、孵化を待つ間にインフゾリアなどの初期の餌を準備することが大切です。 参考:[4]
親は卵や稚魚を食べるため、数を育てたい場合は分けて管理します。別水槽には水草やモップを入れ、産卵後の親魚の移動も計画します。 参考:[3]
エピプラティス・ダゲチのよくある質問
「小型だから混泳しやすい」と考えてよいですか?
体の小ささだけでは判断できません。温和な魚を選ぶ際も、水質と相手の大きさを合わせて確認します。 参考:[2]
古い資料のE. chaperiは本種ですか?
かつて本種がE. chaperiと誤同定されて流通した経緯があります。古い名前だけで現在の同名種と同一視せず、資料の対象を確認します。 参考:[4]
孵化後すぐブラインシュリンプ幼生を食べますか?
小さな稚魚にはまず微小な餌を用意します。繁殖者の記録でも、成長してから幼生を食べるようになっています。 参考:[4]
購入前に確認したいこと
- 緩い水流と浮草を用意した 参考:[3]
- 水槽のふたを確認した 参考:[3]
- オス同士が見え続けない配置にした 参考:[3]
- 微小な稚魚用の餌を準備した 参考:[4]
関連ページは特徴や飼育条件を比較するための案内です。混泳できる組み合わせを示すものではありません。
参考資料・情報の確認について
飼育施設・専門店の飼育案内と分類資料を照合して編集しています。野外の最大サイズと水槽内の目安を区別し、流通名だけでは種を特定できない場合は本文に記載しました。資料確認日:2026年9月23日。
- Eschmeyer’s Catalog of Fishes:学名・分布:2026年9月23日に現行分類を確認。
- Seriously Fish:魚種別飼育資料:数値は飼育目安。SLは尾びれを除く標準体長。
- Maidenhead Aquatics:魚種別飼育案内:専門店による飼育と繁殖の目安。
- Allan Semeit:The Firethroat Killie:1995年の飼育・繁殖経験の報告。旧亜種の扱いは現行分類と区別。