ナイジェリア原産の、よく泳ぐアフリカのカラシンです。小型テトラを追加する感覚で選ばず、成長した群れの横方向の空間と、同居魚が餌を取れるかを確認しましょう。
レッドアイカラシンの基本情報| 項目 | 資料値・確認点 |
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| 学名 | Arnoldichthys spilopterus (Boulenger, 1909) 参考:[1] |
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| 分類 | カラシン目/Lepidarchidae 参考:[1] |
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| 自然分布 | 西アフリカ・ナイジェリアのニジェール川とオグン川水系 参考:[1] |
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| 旧学名 | Petersius spilopterus 参考:[1] |
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| 大きさの参考 | Seriously Fish掲載:100mm SL(尾びれを除く標準体長) 参考:[2] |
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| 飼育条件の参考 | Aquarium Glaser:22〜26℃。Seriously Fish:pH6.0〜7.5、総硬度1〜15°dGH 参考:[2]・[3] |
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| 水槽計画の参考 | Seriously Fish:底面120×30cm相当 参考:[2] |
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| 流通名 | レッドアイカラシン/African Red-eyed Tetra 参考:[2] |
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赤い目だけで名前を決めない
本ページの魚はArnoldichthys spilopterusです。「レッドアイ」の名前だけでは別の赤い目をしたテトラと紛らわしいため、学名まで確認します。1909年にPetersius spilopterusとして記載され、現行CatalogではLepidarchidaeに分類されています。古い資料のAlestidaeという科名と区別して読みます。 参考:[1]
Aquarium Glaserは大きな鱗と、成熟した雄の尻びれに出る縞を紹介しています。ただし販売時の色や写真だけで雌雄を断定せず、体格・成熟度も購入店へ確認します。飼育専門資料のサイズは標準体長100mmで、小さな販売個体のままにとどまる魚ではありません。 参考:[2]・[3]
河川の魚を、狭い群泳水槽へ押し込まない
自然分布はナイジェリアのオグン川・ニジェール川水系で、飼育専門資料は河川や小川の魚として扱っています。水槽では横に長い遊泳路を先に確保し、流木や植栽は周囲へ寄せて、群れの進路を飾りで細かく切らないようにします。 参考:[1]・[2]
Seriously Fishは底面120×30cm相当を目安に挙げます。Aquarium Glaserは10〜15匹以上での飼育を勧めていますが、匹数だけを先に決めず、その群れを成魚まで収容できる水槽・ろ過・分離場所を購入店と確認します。数値は資料の推奨で、すべての組み合わせに使える下限ではありません。 参考:[2]・[3]
有機物の蓄積を見逃さない
Aquarium Glaserは22〜26℃を挙げ、水の組成への要求は強くない一方、有機物の負荷には注意が必要としています。Seriously Fishの目安はpH6.0〜7.5、総硬度1〜15°dGHです。入荷時の水を聞き、日々の温度・pH・硬度がどの程度動くかを把握しておきます。 参考:[2]・[3]
活発に食べる群れでは餌の量も増えるため、アンモニア・亜硝酸に加えて硝酸塩の推移も測定します。底や植栽の陰の食べ残しを回収し、部分換水とろ過の点検を続けます。ろ材を水道水で強く洗ったり、給餌と魚の数を一度に増やしたりしないことも管理の一部です。 参考:[4]
群れ全体と同居魚へ餌を届ける
Aquarium Glaserは通常の観賞魚用飼料を幅広く食べると記録しています。購入先で使っているフレークや顆粒を確認し、口に入る粒を用意します。冷凍・生きた小型の餌も組み合わせられますが、食べきれない大きさのまま多く与えないようにします。 参考:[2]・[3]
AIによる説明イラスト 給餌口を開け、スプーンで少量の餌を用意する場面です。餌の種類・粒の大きさ・与える量や与える場所は、魚の口や食べ方に合わせて選びます。複数の場所へ少量ずつ与え、弱い個体が口へ入れて飲み込むまで見ます。水面で群れが激しく動くと、同居するおとなしい魚の摂餌を見落としがちです。食べない魚へ届くように餌場を分け、残餌が増えるなら給餌量より先に競争と餌の大きさを見直します。 参考:[2]・[4]
穏やかさと活発さを分けて混泳を考える
他魚を積極的に攻撃しなくても、泳ぎの速さや連続した動きが同居魚を落ち着かなくさせることがあります。Seriously Fishは臆病な魚との組み合わせを避けるよう案内し、Aquarium Glaserも小さすぎる魚は別扱いにしています。ネオンテトラなど小型魚の名前を挙げるだけでは相性を保証できません。 参考:[2]・[3]
同種を含め、1匹だけ群れから離れる、端に追い込まれる、餌を取れない状態が続いていないかを見ます。混泳は成長後も見直し、傷や継続した追い払いがあるときは分離できるようにします。繁殖を目的にする場合も、追い立てられた雌の逃げ場を別に考えます。 参考:[2]・[4]
導入後に隠れる・呼吸が変わるとき
迎えた直後は照明と周囲の動きを控え、群れが使える遊泳路と退避場所を確かめます。ずっと隠れている個体には、同居魚の圧力、餌場、フィルターの吐出口との位置関係を確認します。 参考:[2]・[4]
群れ全体で呼吸や食欲が変わった場合は、水温・アンモニア・亜硝酸・pHを測り、ろ過の詰まりと残餌を確認します。測定結果、導入日、同居魚、変化の動画を購入店へ伝えると相談しやすくなります。赤い目の色や体色だけで病名を決めず、症状が続く場合は助言を受けてください。 参考:[4]

見た様子と測った値を記録する
サイト作成の模式図。見た様子と測った値を分けて残し、本文で案内する購入先への相談に使います。図から病名や薬は決めません。
AIによる説明イラスト 採水した水と色見本を比べ、水温計も確認する場面です。適した数値や確認項目は、魚・水草と現在の飼育条件に合わせて確かめます。レッドアイカラシンのよくある質問
60リットルなら群れを飼えますか?
容量だけでは判断できません。Seriously Fishは底面120×30cm相当を目安に挙げており、横に泳げる長さ、成魚の匹数、同居魚とろ過の余裕を確認する必要があります。 参考:[2]
同じ魚でもひれの色が違うのはなぜですか?
Aquarium Glaserは雌雄差に加え、入荷群による雄の尻びれ模様の違いも記録しています。模様だけで別種や病気と決めず、学名と入荷情報を確認します。 参考:[3]
繁殖用にも普通の人工飼料だけでよいですか?
Aquarium Glaserは繁殖に向けて小さな昆虫を与える必要性を記しています。普段食べることと繁殖準備は別で、卵を親から守る設備や稚魚用の餌も先に準備します。 参考:[2]・[3]
購入前に確認したいこと
- Arnoldichthys spilopterusという学名と入荷情報を確認した 参考:[1]・[3]
- 成魚の群れが横に泳げる水槽とろ過を用意した 参考:[2]・[3]
- 購入店で餌を飲み込む姿と同じ水槽の魚の状態を見た 参考:[3]・[4]
- 小さすぎる魚・臆病な魚との組み合わせを見直し、分離先がある 参考:[2]・[3]・[4]
関連ページは特徴や飼育条件を比較するための案内です。混泳できる組み合わせを示すものではありません。
参考資料・情報の確認について
分類資料と魚種別の飼育案内を照合して編集しました。資料の体長の測り方と飼育条件の対象を区別し、情報が限られる項目は本文に記載しています。資料確認日:2026年10月30日。
- Eschmeyer’s Catalog of Fishes:Arnoldichthys spilopterus:2026年10月30日取得。現行分類・原記載・分布。20 Oct. 2026版。
- Seriously Fish:Arnoldichthys spilopterus:2026年10月30日取得。飼育専門資料の推奨。水槽・水質の数値は野外測定値や耐性試験ではない。
- Aquarium Glaser:Arnoldichthys spilopterus(2023年):2026年10月30日取得。Frank Schäferによる入荷群の模様差・給餌・繁殖・群れの飼育案内。
- OATA:テトラとペンシルフィッシュの飼育案内:2026年10月30日取得。業界団体による導入・水質検査・健康観察の一般管理資料。魚種固有の条件は別資料を参照。