GEX クリスタル水温計 SS
水温を読み取り、いつもの状態と比べるための小型水温計。ヒーターの設定値とは別に、飼育水の温度を確認できます。
購入前に本体は約6cm、測定範囲は0〜50℃、精度は±2℃です。取り付け場所と目盛りの見やすさを確認し、魚や水草に合う水温は別途調べましょう。
Amazonで仕様・価格を見る (広告・新しいタブで開きます)GEXの製品仕様 (新しいタブで開きます)シクリッド
Mikrogeophagus ramirezi
ラミレジィの水温・水質・餌・混泳・繁殖を解説。南米の生息地と改良品種の違い、ペアの縄張り、寿命の目安、親魚が世話する稚魚と初期餌の準備まで紹介します。
このページには広告・アフィリエイトリンクを含みます。Amazonアソシエイトとして、ポリプのよみものは適格販売により収入を得ています。 関連する用品を見る
別名・旧名:ラミレジィ、ラミレジ、ミクロゲオパググス・ラミレジ、ジャーマンラミレジィ、German blue ram、Mikrogeophagus ramirezi
写真の原典:Anton Kuz' · CC BY-SA 3.0
掲載用に縮小しています。 一覧では表示枠に合わせて一部を切り取って表示します。 加工した写真にも同じライセンスを適用します。
AT A GLANCE
飼育資料の成魚サイズで測定法は不明。研究個体の標準体長とも区別し、比較用数値には使いません。
色の改良品種は同種。ボリビアンラムとは別種です。
Aquarium Co-Opの飼育案内。購入個体の管理条件も確認します。
Aquatic Artsのエレクトリックブルー向け。炭酸塩硬度KHは総硬度GHとは区別します。
Aquarium Co-Opの例。ペアと他魚が離れる場所も必要です。
Aquatic Artsは隠れ場所と開けた場所を併設しています。
底付近で、同居魚に餌を奪われていないか確認します。
穏やかなときの行動だけで混泳を判断しません。
2016年の学会要旨は標準体長4.3±0.4 cmの成魚を使用。一般的な最大体長を示す研究ではありません。
ジャーマンブルー、ゴールデン、エレクトリックブルーなどはMikrogeophagus ramireziの改良品種です。「ジャーマン」は原産地がドイツという意味ではなく、ボリビアンラムは別種です。色や体形の販売名と学名を分けて確認してください。
購入時は、色の鮮やかさだけでなく腹が極端にへこんでいないか、活動して餌を食べているかを見ます。購入先で現在の水温・水質・餌を聞くと、自宅に迎えてからの管理を具体的に決められます。 [1] [2]
ラミレジィの原産地は、コロンビアとベネズエラに広がるオリノコ川流域です。Fluvalはアンデス山脈の東側にある熱帯草原、リャノスの魚として紹介しています。「ジャーマンブルー」という名前はドイツで作出された色の系統に由来し、ドイツの冷たい川にすむ魚という意味ではありません。
飼育水槽では本種に適した暖かい水を保ち、流木、植物、石などで底面に変化をつけます。底近くで活動する魚なので、水量を増やすだけでなく、餌を探す場所と産卵場所、相手から離れられる場所がどう並ぶかを考えることが大切です。 [4] [1]
Aquarium Co-Opは29〜30℃を推奨し、Aquatic Artsのエレクトリックブルー向け資料は26〜30℃、特に28℃以上を好適としています。Fluvalの案内は26〜29℃です。これらは各資料の管理例で、上限に近いほどよいという意味ではありません。
購入個体の管理温度を確認したうえで、ヒーターの設定と実際の水温を照合します。同居魚や水草もその温度で継続して維持できるものを選び、一時的に耐えられる温度が重なるだけで組み合わせないようにしましょう。
保温と同時に、ろ過器の詰まりや水面の動きも確認します。魚だけでなく、排せつ物を処理する細菌にも酸素が必要です。休む場所へ強い流れを当て続けるのではなく、水の循環と落ち着ける場所を両立させます。 [1] [2] [4] [6]
軟らかい水を好むとする飼育資料がありますが、養殖個体の管理条件は購入先で確認します。Aquatic ArtsのpH 6.0〜7.5、KH 0〜10 dKHはエレクトリックブルー向けの案内です。KHは総硬度GHとは別の値なので、そのままGHの目標に置き換えられません。
新しい水を入れただけでは、魚の排せつ物を処理できる水槽になっているとは限りません。導入前にアンモニア・亜硝酸を測り、ろ過の働きを確認します。pH調整だけに集中せず、急な変化を避けて管理します。
魚を入れていない新しい水でアンモニア・亜硝酸が一度0になっても、ろ過が育った証拠にはなりません。立ち上げ中からの測定経過を確認し、導入後も魚や餌を増やした時には検査を続けます。 [1] [2] [5] [6]
Aquarium Co-Opには混泳する1ペアを20米gal、約76Lで飼う例があります。これは頭数を機械的に計算する基準ではありません。幅と奥行きの中で、休む場所・餌を取る場所・産卵場所を分けられるかが重要です。
砂底に流木、石、水草などを分散させ、隠れる場所と開いた場所を残します。底を掘る行動もあるため、水草は固定方法を検討してください。飾りを増やして底面を埋め尽くすより、追われた魚が別の場所へ移れる配置を目指します。 [1] [2] [5]
小型でも、産卵期には卵や稚魚の周囲を守ります。複数ペアを飼うなら、それぞれが場所を持てる広さが必要です。相手を追い続けて餌や休息を妨げる場合は、分離できる水槽を使います。
混泳では、高温での飼育条件に加え、底付近の場所と餌を取り合わないかを確認します。小さなエビを食べる可能性もあるため、稚エビを増やす水槽の住人には向きません。穏やかな時の様子だけで、繁殖時も問題ないとは判断しないでください。 [1] [2] [4]
口に合う小粒の沈下性飼料を中心に、小さな冷凍餌などを組み合わせます。水槽全体で餌がなくなっても、ラミレジィが食べたとは限りません。速い同居魚に先取りされていないかを見て、餌を入れる場所を調整します。
人工飼料を食べる個体もいるので、生き餌だけに限定する必要はありません。最初は購入先で食べていた餌を確認し、食べ残しを増やさずに種類を広げます。底に残った餌は取り除き、水質の負担を減らしてください。
Aquarium Co-Opの解説で繁殖者Dean氏は、若い魚には1日2回、成魚には1日1回を給餌の目安にしています。沈下性飼料だけでなく、小さな冷凍ブラインシュリンプやサイクロプスなども挙げています。年齢の違う魚へ一律の量を与えるのではなく、口の大きさと、底へ届いた餌を食べ切れる量に合わせる考え方です。 [1] [2] [4] [5]
毎日、腹の張り方、餌への反応、呼吸、ひれの状態を見ます。一匹だけ食べない時は追尾や場所の取り合いも確認し、複数の魚が普段と違う場合は水温と水質を早めに調べます。姿だけで病名を決めないようにしましょう。
週ごとを目安にアンモニア・亜硝酸・硝酸塩・pHを記録し、部分換水で底のごみを除きます。ろ材の詰まりも点検し、洗浄が必要なら抜いた飼育水で軽く洗います。異変が続く場合は、写真と測定値を販売店に伝えて相談してください。 [5] [6]
平たい石などの産卵場所を用意すると、雌雄が卵を守る姿を観察できることがあります。ただし、他魚に卵を食べられたり、若い親が卵を食べたりする場合もあります。育成を目指すなら別水槽、穏やかなろ過、稚魚用の微小な餌を先に準備します。
雌雄を選ぶ手がかりとして、Fluvalは雌の赤みのある腹部を紹介しています。ただし改良品種の色や幼魚の姿では判断しづらいことがあるため、色の一点だけで決めません。購入先で同居中の様子を確認し、片方が追い続けられていないか、両方が食べているかを見ます。
繁殖では親魚の餌と稚魚の初期飼料を分けて用意します。親のペレットを砕いておくだけで初期餌の準備が済むとは限りません。
両親が卵と稚魚を守ることが本種の繁殖の見どころです。Aquarium Co-Opは、親魚が稚魚を餌のある場所へ導く姿や、モスなどの植物に生じるインフゾリアが初期の餌になることを紹介しています。インフゾリアは微小な原生生物などを含む餌の総称で、孵化したブラインシュリンプより小さな餌を必要とする段階に使います。
育成を計画するなら微小餌を先に確保し、成長後にブラインシュリンプや細かな稚魚用飼料へ進めます。植物があれば餌が十分にあると決めず、稚魚が集まる場所と食べる様子を確認しましょう。親魚の世話と、飼育者による餌・吸水口・水質の管理は両方必要です。 [4] [1]
Aquarium Co-Opは、適切な水温、良好な水質と餌を保つ条件で、最長4年ほど生きる場合があると紹介しています。購入時の年齢も違うため、迎えてから必ず4年飼えるという保証ではありません。
小さな魚でも、保温が必要な季節だけでなく、夏の温度上昇を含めた年間の管理を考えます。繁殖を楽しむ場合は、親魚のいる暖かい水槽と、増えた稚魚を育てる場所を継続して維持できるかまで見積もっておきましょう。 [1] [4]
CARE & EQUIPMENT 広告
魚を迎える準備や日々の手入れに使う用品の候補です。現在の水槽の深さと飼育条件に合うか、購入前に確かめましょう。
水温を読み取り、いつもの状態と比べるための小型水温計。ヒーターの設定値とは別に、飼育水の温度を確認できます。
購入前に本体は約6cm、測定範囲は0〜50℃、精度は±2℃です。取り付け場所と目盛りの見やすさを確認し、魚や水草に合う水温は別途調べましょう。
Amazonで仕様・価格を見る (広告・新しいタブで開きます)GEXの製品仕様 (新しいタブで開きます)水の酸性・アルカリ性の度合いを測る試薬。淡水・海水のpHを付属の色見本と比べて確認します。
購入前に測定範囲はpH4.5〜9.0。アンモニアや亜硝酸などは測れず、pHだけで水の安全性は判断できません。試薬は採った水に使い、水槽へ直接入れないでください。
Amazonで仕様・価格を見る (広告・新しいタブで開きます)セラの仕様・使い方 (新しいタブで開きます)砂利の間のごみと古い飼育水を一緒に排出する道具。水換え時の底床掃除に使う候補です。
購入前にMは水槽の高さ36cmまでが目安。排水先との高低差が必要です。水槽の深さ・底床に合うサイズを選び、小魚を吸い込まないよう注意してください。
Amazonで仕様・価格を見る (広告・新しいタブで開きます)水作の適合サイズ・説明書 (新しいタブで開きます)買い替えが必要なときの候補です。お手持ちの用品で条件を満たせる場合は、そのまま活用してください。販売状況・仕様はリンク先で確認できます。
Aquarium Co-Opは、他個体への攻撃が強い魚を同種なしで飼う方法を紹介しています。無理に相手を追加せず、水槽内で餌を食べて落ち着いて過ごせるかを見て判断します。 [1]
Fluvalは良好な水質の維持やペア形成後の管理が必要として、初心者向きとはしていません。初めての水槽なら、まず水温・水質を安定して維持する方法と、追われる魚を分ける場所を準備してから検討します。 [4]
植えるだけでは掘る行動はなくなりません。Aquarium Co-Opは、流木や石に付けられるミクロソリウムやモスを選択肢に挙げています。植栽の固定方法を工夫しつつ、底の空間と隠れ場所を残します。 [1]
本文中の番号は、以下の資料に対応しています。
このページは、公開資料に記載された情報をもとに、魚の特徴と飼育前の確認点を整理しています。飼育経験や専門家による監修を示すものではありません。
出典欄の「資料の確認日」は、それぞれの資料を確認した日です。
運営会社についてKEEP EXPLORING
魚ごとの特徴や飼育条件を見比べてみましょう。